大学の法学部で学べること

大学の法学部では、主に法律についての知識を学びます。学部内で学科が分かれているパターンでは、政治系の学科が混ざっていることがあり、その場合は政治について学ぶこともできます。学校によって、どのようなレベルの教育をしているか異なりますが、上位校になれば意識が高く法曹を目指している人も多く、中には在学中に予備試験ルートから司法試験に合格してしまう人もいます。そうではなくても、ロースクール経由で法曹を目指す人も少なくありません。あとは、公務員志望の人もこの学部では多くなっています。下位校の場合はあまり意識が高い人は多くはなく、法曹志望者は稀です。レベルも常識的なことに毛が生えた程度の法律を学ぶにすぎません。もちろん、それが悪いのではなく、レベルに合わせた教育がなされているというだけのことです。

本気で法曹を目指すのであれば、毎年多くの司法試験合格者を排出しているロースクールを備えた学校を選ぶのがベストです。刺激を受けることができますし、そういった学校は教授の質が非常に高いので、試験に直結する知識を得られるだけではなく、最先端の法理論についても学ぶことができ、将来的にもそこで学んだ経験を活かしていくことができます。