以前の日本の学歴のシステムでは定時制高校や通信制の場合は普通に高校を卒業した人と比較すると就職できる仕事がある程度限定されていましたが、大検の資格制度が出来た辺りからこれら特殊な学歴と通常の高校の学歴との格差も無くなり就職の際に障害になるケースも減少してきています。
更に最近の通信制高校では高卒の資格の他にも技術的な資格を取得するチャンスも増えてきている事から、資格を活用できる職業であればむしろ普通高校を卒業した人よりも有利な場合も有り、専門的な仕事は就職しやすいケースも見受けられます。それに大学に進学するとしても以前と比較しても何も障害も無く、能力さえあれば希望する職業に就く事も十分に可能です。
最近は普通に大学を卒業できても就職が出来ない人も少なくは有りませんので、定時制や通信制の学歴を持つ人でも在学中に資格の取得出来る高校に入って資格を取得して大検の資格も取得して大学に入学して技術的な資格を要する仕事に就いている人もたくさん見られます。現在の大学は格差が大きい為大卒の学歴も以前と比べても就職の際にはあまり有利では有りませんので、それならば通信制の学歴でも資格を持っている人の方が有利とも言えるでしょう。